西表島の大自然やツアー内容をご紹介
日本の端っこ・西表島の日常や島民しか分からないレアな情報も登場するかも!?
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レンタカーで行ける、のんびり絶景ドライブ2018/06/01
5月31日の西表島は晴れ。
6月からは天気の崩れる日が続く予報となっていたので、晴れている今日がチャンスとばかりに外へ。
島を巡り、レンタカーで回れる絶景&楽しいスポットを巡ってきたので、ご紹介します。
カヌーやトレッキングなどアクティブに体を動かすのもいいですが、一休みしてレンタカーでのんびりドライブはいかが?
出発は西表島の西部、上原港から車で20分ほどの浦内川へ。
浦内川は沖縄県内で最長の川で、川でありながら満潮時には海水が遡上します。
海の魚が泳いでいることも多く、過去にはホホジロザメが目撃されたこともあります。
川にかかる橋を渡っていくと、展望台が見えてきます。
この展望台からは、浦内流域に広がるマングローブが一望できます。
西表島には7種類のマングローブ植物が生息しているとされ、国内でこの全種類がそろっているのは西表島だけとされています。
もちろんそのマングローブたちもこの浦内川周辺に勢ぞろいしています。
さすがに遠すぎて展望台からでは見分けがつきませんが……笑
ではこの場所をスタートとして、東部の大原集落への唯一の道、県道215号線を南東へ進んでいきましょう。
ちなみにこの道も、全長53kmと沖縄県最長ですよ〜。
次の目的地は、観光地として島の外でも有名な「星砂の浜」。
県道から少し入り、住吉という集落を進んだ先にあります。
車を止め坂を下ると、視界が開けて、白い砂浜と青い海が広がっています。
昔はこの砂の全てが星砂だった、という噂もありますが、今はそれほど多くはありません。それでもかなりの数の星砂を見ることができます。
砂浜に手のひらをグッと押し付けて、手にくっついた砂を目を凝らして確認してみましょう。一回で多い時は10粒以上も付いていることもありますよ。
星の砂は名前に砂とありますが、通常の砂とは異なります。実は「有孔虫」という生き物の殻で、もとは生き物でした。
その生き物の死後、硬い殻だけが残り、砂浜に打ち上げられたものなのです。
県道に戻り、東へ進むこと20分……
「海中道路」に到着しました!
海の真ん中を貫くように作られた道路で、名前通り海の中を走っているような感覚になります。
金のヤマネコ像が目印!
この時期は雨が少なく、この日はかなりうっす〜〜らとでしたが、沖縄県最大の滝ピナイサーラを見ることもできます。
写真中央やや左の白い流れ。わかりますか……?
夏本番になれば雨も増えるので、もっとはっきりと見えます!
ここからは、西表島らしく緑のジャングルの中を進んでいく道路となります。建物はほぼ存在せず、信号も全くない道が10キロ以上続きます。
渋滞も信号もないのでついスピードが出てしまいますが、イリオモテヤマネコの交通事故を減らすため、島内の全区間で制限速度が40キロとなっていますので注意して走行してくださいね。
ご協力お願いします。
海中道路を過ぎるとしばらくは森の中が続きます。
そんな中、ちょっと開けた橋の上にでました。
そんなところでは、ぜひ海側の眺めてみてください!
山の上からから海を一望できます!
右側遠くに見えるのが石垣島、左にある黒い塊は昔に座礁してしまった船です。
まだまだ絶景ポイントは続きます。
駐車スペースと展望台、そしてなにより人が集まっていたら要チェック。絶景スポットの証です!
この展望台からは、八重山諸島を形成する島の8個のうち、波照間島と鳩間島以外の5つを見ることができます。
左のうっすら遠くに見えるのが石垣島。その手前、小さく平らにあるのが竹富島。
小浜島。朝ドラ「ちゅらさん」の舞台となった島で、西表島からの距離が近いのではっきりと見ることができます。
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左から石垣、竹富、小浜。
この日は天気が良かったので、滅多に見ることができない、黒島、新城島も見ることができました!
とても遠くにある島で、標高も低いのではっきりとは写りませんが……
水平線の果てまで広がる青い海と、その中に浮かぶ多くの島々は一見する価値あり!
ぜひ一度、自分の目で確かめてみてください!
最後は由布島です。
いわずと知れた西表の観光名所で、知名度もナンバーワン!
由布島の水牛車観光を目当てに、石垣島からフェリーで渡って来る方も多いです。
この日も多くの水牛が、これから訪れるお客さんを運ぶためにスタンバイしていました。
水牛に揺られて、由布島へ。
あれが由布島。干潮時は干潟になるので、歩いて渡ることもできますよ。
水牛車の待ち時間の間は、ぜひかわいい水牛をじっくり観察してみてください。
こんなにリラックスした水牛が見られるかもしれませんよ〜。
今回ご紹介したポイント、島を半周ほど走る形となるので、全て回ると3時間ほど必要となります。
それぞれ島の西部〜東部の範囲に広く絶景ポイントがありますので、空いたスキマ時間にふらっと立ち寄るのもアリ。
気になった方は、ぜひ西表を訪ねてみてください。
みたことのない絶景が、待ってますよ〜。
スタッフ 船越
西表島の夜の昆虫たち2018/05/16
5月8日に梅雨入りが宣言された西表島。
例年より5日早い梅雨入りですが、まだあまり雨は降らず、30度を超える蒸し暑い日が続いています。
気温が上がってくると、様々な生き物が姿を現わすようになります。
朝は毎日、アカショウビンの「キョロロロ……」という声で目が覚めますし、ツアー中にもキノボリトカゲやキンバトなど、冬の間は見られなかった生き物が出てきます。
今日はそんな生き物たちの中でも昆虫、特に、昼間は隠れていて見つからないけど、夜になると出てくるものをいくつかご紹介します。
皆それぞれ特徴があって、よく観察すると面白いですよ。
サキシマヒラタクワガタ
夏の昆虫の代表といえばクワガタ。今も昔も子供には大人気で、昔はクワガタを戦わせて遊んだ、という大人も多いハズ。
この種類は八重山地方に固有のヒラタクワガタで、最大8センチ以上にもなります。
夜、街灯などのライトに集まる習性があるので、ホテルの部屋の明かりに飛んでくることもあるかもしれません。
パイナップルが好物なので、西表島ではパイナップル畑の近くに住んでいることもありますよ。
オオイクビカマキリモドキ
この虫、なんの仲間だと思いますか?
色はハチに似てるけど手はカマキリみたいだし……
正解は、カゲロウの仲間です。
捕まえるとカマキリそっくりの手で挟んできますし、ハチのように刺す真似をしてきます。
針はないので全然痛くはありませんが、いきなり飛んできたらハチかと思って驚いちゃいますよね。
サビモンルリオビクチバ
蛾といえば、茶色で鱗粉を撒き散らす、嫌われ者のイメージですが、なかにはこんなにキレイなものもいます。
このガも名前の通り、瑠璃色の帯とサビ色の模様がなんとも言えないカッコよさを漂わせています。
日本では石垣、西表の固有種ですが、沖縄本島でも少数ですが見つかっているようです。
自分で海を飛んで渡って行ったのでしょうか……?
ヨナグニサン
西表の昆虫を語る上で忘れてはいけないのがコレ。
羽を広げると15センチにもなる日本最大、いや世界最大との呼び声もある、ヨナグニサンです。
与那国島で発見されたためこの名前がつきましたが、石垣、西表にも数は少ないですが生息しています。
沖縄県の準絶滅危惧種で天然記念物のため、捕獲は厳禁!見るだけで楽しみましょう。
どうやら飛ぶのは下手らしく、バタバタと暴れてはあちこちに衝突し、なかなか写真を撮らせてくれませんでした……
これらの虫たち、夜は元気に飛び回っていますが、昼間は広大なジャングルのどこかに身を隠しています。
西表は特に、夜行性の生き物が多く住み、あのイリオモテヤマネコも主に夜間に活動します。
夜に現れる昆虫の多くは、街灯や自動販売機の明かりなどに引き寄せられるように集まりますので、そういった場所を探してみると、いろいろな昆虫に出会えます。
ぜひ滞在して、懐中電灯を手に夜の島を探検してみてください。
昼とはまた違った西表島の顔を見ることができるかもしれません……
スタッフ 船越
ゴールデンウィークはこれに決まり!みんなで水遊びツアー!2018/04/06
4月になりました。
つい先日まで、20度を下回る肌寒い冬だった気がしますが、気がつけば最高気温も27度。もはや夏に入ったと言っても過言ではない西表島。
この調子で気温が上がれば、5月頃には水遊びが待ちきれない季節となりそうです。
5月の連休、西表島で何をしようか……?そんな事を考えている方も多いハズ!
そんな方にお勧めしたいのがコレ!5月からの期間限定で開催!
「マングローブカヌー&キャニオニング体験」コースのご紹介です!
午前中はマングローブの森を眺めながらのカヌーで、川を進んでいくカヌー体験。西表イチのパワースポット、「ピナイサーラ」の滝はとても神秘的です。
午後からは、カヌー体験のまったりした雰囲気から一転、アクティブにキャニオニング体験。川に飛び込んだり滝に打たれたりと、西表の川遊びを満喫できちゃいます。
のんびり&ドキドキが1日に詰まった、夏限定の大人気コースです!
ツアーの開始はマングローブカヌーから。カヌーは初めての方でも安心。ガイドが丁寧にお教えします。
体力に自信のない方は二人乗りもできますよー。
カヌーで川を進んでいくと、やがて目の前が開け、特徴的なマングローブと、どこまでも広がる美しいジャングルが姿を現します。
ゆったりと漕いでいきましょー。
30分ほど漕いでいくと、角を曲がった先に突然、ピナイサーラが目に飛び込んできます。
遠くからでも十分な存在感ですが、滝の真下に行くともっと迫力がありますよ。
カヌーを降りたら、ジャングルトレッキングを15分くらい。
ピナイサーラに到着です!!
最大落差は55m。沖縄県で最大の滝です。
むしむしとした西表のジャングルですが、滝の周りは水しぶきが飛んできて、とても涼しいです。
滝を眺めながら一休み……
ランチは、ガイドお手製の八重山そば。
キャニオニングに向けて、しっかり食腹ごしらえしておきましょう!
午後からは、大見謝川(おおみじゃがわ)という川へ向かいます。
ここからは激しく動くので、安全のためヘルメットを装着。足のつかない場所もあるので、ライフジャケットも着用します。
森の中に入り、平坦な道を5分ほど歩くと……
いよいよキャニオニングの開始です!
まずは、冷たい水に体を慣らして……
ジャンプ!
ジャンプ!!
どんどん飛び込んじゃいましょう♪
天然のウォータースライダーもありますよー。
みんなで滝に打たれながら、「「はい、チーズ☆」」
クライマックスは高飛び込み!
3mの高さから飛び込むのはとても勇気がいりますよ……!
覚悟を決めて、ジャンプ!!!
飛んだ後は、自然と皆から拍手が起こります。
どんどん暑くなる、この時期の西表島旅行にぴったりの「マングローブカヌー&キャニオニング体験」コース、いかがでしたでしょうか?
遊びたい盛りで活発な子供たち、童心に帰って騒ぎたい大人の方にオススメです!
サニーデイと一緒に、西表島での最高の思い出、残しませんか?
少しでも気になった方は 090-6860-9533 西表島サニーデイ までお気軽にお電話ください!ご質問だけでももちろんOKです!
皆様のご来島、お待ちしております!
スタッフ 船越
春を彩る花々2018/03/30
こんにちは。
もうまもなく4月が始まります。ちょうどのこの時期は、別れの季節であり、新たなスタートの季節でもあります。
ここ、西表島には高校がないので、島内の中学校を卒業した3年生は、
島外の高校に進学するため西表島を離れていく姿が見受けられます。
今ちょうど全国的には、別れと出会いのこの季節を彩るように
桜が満開に咲き誇っているのではないでしょうか。
そんな中、暖かい西表島では、今様々な”花”が見頃を迎えています。
その中から少しだけピックアップしてご紹介いたします。
◯センダン
西表島の道路を走っていると、ちらほらと紫色の花を見かけます。おそらくこれはセンダンの花でしょう。(写真では分かりにくいですが、上の方で花が咲いています。)
樹高の高い木の花は近づいて見るのは難しいですが、よーく見てみると、可愛らしい5枚の花弁を、大の字のように広げている花を見ることができます。
このセンダンの幹は、建築材や器具材に利用に利用されているそうです。
見るのもよし、使うのもよし、の優れた木ですね。
◯ナンテンカズラ
カヌーで漕いでいると、近くの木々の上の方で、小さな黄色い花を見つけることがあります。
これは、ナンテンカズラという蔓性の植物の花です。マメ科の植物で、花が終わると、マメを作ります。
とても明るい花でハチなどがせわしなく訪れている様子をみることができます。
ただ、こいつは、葉や枝に鋭いトゲがあるので気をつけて。
ぼーっと見とれて突っ込むと、、、
かなり痛い思いをするので要注意!
◯セイシカ
西表島の春の花の代表といえば、このセイシカでしょう。
ツツジの仲間のセイシカは、日本では石垣島とこの西表島にのみ生育しています。
よく見かけるツツジよりも淡いピンクの花をしており、岩場に映える清楚な花です。
ピナイサーラに行く途中や、ピナイサーラの滝上でも観察することができます。
◯ヤエヤマスミレ
雄大なピナイサーラを見上げる滝つぼの、足もとにひっそりと咲く可憐な花です。
石垣島と西表島にのみ生育しているスミレの仲間です。
渓流沿いに咲く白く細い華奢な花とはうらはらに、増水時でもしっかりと根を張っている姿には、
大きな生命力を感じます。
◯ヤエヤマヒメウツギ
ヤエヤマスミレと同様に名前にヤエヤマとつく植物です。
だけど、ヤエヤマヒメウツギは西表島にしか生育していません。
西表島固有種です。
このヤエヤマヒメウツギのピナイサーラの滝つぼで見ることができます。
満開になると、ブーケのような白い花を丸く咲かせます。
数が少なくなかなか出会えない植物の一つです。
上の植物は、すべて西表島に野生で生育しているものです。このジャングルのどこかで咲いています。
ぜひ、探してみてください。
最後にもうひとつ
皆さんは、この花が何か分かりますか?
これは、西表島のフルーツの王様、マンゴーの花です。
今まさに、マンゴーは満開を迎えています!
マンゴー栽培は、温度管理が重要で、管理しやすいようビニールハウスで栽培しています。
マンゴーの花は黄色で小さく、枝先にまとまって咲きます。
ハエやハチなどがせっせと花を行ったり来たりする様子が観察できました。
この小さい花から、あの甘いマンゴーができるのです。
収穫は、8月から9月にかけて。待ち遠しいです。
西表島のギラギラ太陽の日差しを浴びて、すくすく大きくなってね!
今回ご紹介した植物たちのように、一口に”花”といっても、色や形、大きさも多種多様です。
季節が変われば、花も変わる。
これからの季節はどんな花が咲いて、どんな生き物が集まってくるのだろう。
そんな視点で西表島を見てみると、広大な自然の中に生きる小さないのちに出会うことができるかもしれません。
大越 光太郎
元気溢れるファミリーにオススメ!マイラ川ツアー!2018/03/05
西表島は冬も終わり、日差しが眩しい春の陽気です。
春といっても汗ばむほどの気温で、25度を超える日がこれからも続くようです。
せっかく暑さ先取りの西表に来たんだから、子供たちと一緒に冷たい川でたっぷり遊びたい……!
そんな皆さんにご提案
春休みに向けて、家族で楽しむ西表島旅行をお考えの方にオススメ!
暑さ先取り!西表のカヌー&滝遊びを思いっきり楽しんじゃう!
「マングローブカヌー&滝遊びファミリーツアー」のご案内です。
遊びたい盛りの腕白なお子様や、体力に不安があるご年配の方でも安心、安全!
ゆったりとしたスケジュールで、カヌーや滝遊びをマイペースに満喫できます!
こんな風に、滝壺へ飛び込むことも!?
ツアーの最初は、マングローブカヌーからスタートです。
カヌーは初めてなんだけど……という方でも安心。ガイドが丁寧にレクチャーします。
二人乗りのカヌーを使うので、転覆の可能性もほぼありません。
皆、やる気ばっちり!頑張りましょう!
西表島の東部、大原という集落の近くを流れている、マイラ川を漕いで行きます。目的地は、川の上流にあるマイラの滝。どこまでも広がる雄大なマングローブ林と滝壺でのアクティビティが魅力溢れる、西表島でもイチオシのコースです。
さっそく、マングローブの川をカヌーでGO!大自然の中へ出発!
周りを見渡すと一面に広がるジャングル、青い空、鳥のさえずり……
これぞマングローブ!南の島ならではの光景が待っています。
カヌー中には、マングローブの森に住む生き物が顔を出してくれるかも?
風を切って軽快に進むカヌー。初めての感覚に、クセになること間違い無し!
カヌーの後は、マイラの滝を目指してトレッキング。西表の代名詞とも言える、鬱蒼としたジャングルを歩いていきます……
15分ほど進むと……
見えてきました!あれがマイラの滝!
みんな揃って、「はい、チーズ⭐︎」
それほど大きな滝ではありませんが、滝壺で泳いだり、滝から飛び込んだりとこの時期には最高の遊び場です!
ジャンプ!!
こっちでも!!
体力の有り余る子供たちも大満足!
そんなに飛び込んで、帰りのカヌーの体力、残ってる?
お昼ご飯は、ガイド特製の八重山そば。
その場でアツアツできたてを頂きます!
ランチの後は、のんびり滝を眺めて、川の流れと水の砕け落ちる音に耳を澄ませるもよし……
水にぷかぷか浮かびながら、リラックスするもよし……
のんびりすごしましょう。
お子様からご年配の方まで、幅広く楽しめる「マングローブカヌー&滝遊びファミリーツアー」のご紹介、いかがでしたでしょうか?
春休みの西表を心ゆくまで楽しみたい方にオススメのツアーです!!
ツアーへのご参加をお考えの方は、お気軽に西表島サニーデイまでお電話ください。
メールでのご質問も承っております。
皆様のご来島、お待ちしております!
スタッフ 船越
学生さんにオススメ!卒業旅行でピナイサーラ!2018/02/25
2月ももう下旬、本土では寒さの厳しい日が続く様ですが、ここ西表島では沖縄らしい暖かい日が増え、汗ばむくらいの陽気です。
今日ご案内するのは、学生さん必見!卒業旅行にオススメ!
「ピナイサーラの滝 滝上・滝つぼ カヌー&トレッキング」コースです!
西表島で一番人気!ピナイサーラの滝を丸ごと楽しめる、ゼイタクなコースです!
まずはカヌーに乗って、マングローブの川を進んでいきます。
ガイドが丁寧にレクチャーしますので、カヌー初心者の方でも安心です。
カヌー操作に自信のある方は一人乗り、ちょっと不安な方は、お友達との二人乗りもOKです!
40分ほどカヌーを漕いで行くと、目的地のピナイサーラが目の前にみえてきますよ〜。
午前中は滝の上までトレッキング。40分ほどの道のりを歩きます。途中、ロープを頼りに登る様なところもありますが、体力のありあまる学生さん達ならへっちゃらですよね……?
到着!
これがピナイサーラの上です!緑に茂るジャングルと、その先に広がる蒼い海!
写真で見ても十分にキレイですが、実際に目にすると、息を呑むほどの絶景です!
滝から下を見下ろすことも……スリル抜群!
ランチはガイドお手製の八重山そば!なんと、その場で調理しちゃいます!
絶景を眺めながらのランチは格別ですよ〜。
午後からは、滝つぼへ向けて出発!
鬱蒼としたジャングルの中を進んでいくと、落差55メートルのピナイサーラを見上げることができる、滝つぼに到着!
まずは、水飛沫の舞う滝のそばで、火照った体をクールダウン……
それでも物足りない方は、滝つぼで泳いじゃうこともできます。
ライフジャケットを着用するので、泳ぎが苦手な方も安全です。水にぷかぷか浮かびながら滝を眺める時間は、至福ですよ〜。
カヌーあり、絶景あり「ピナイサーラの滝 滝上・滝つぼ カヌー&トレッキング」コース!
お友達と一緒に思いっきりはしゃげて、の思い出になること間違い無し!
「ピナイサーラ」のすべてを詰め込んだ、学生生活の最後を飾るのにぴったりのコース、卒業旅行にいかがでしょうか?
まずは、我々サニーデイまでお気軽にご相談、ご連絡ください。お問い合わせはお電話・メールにて常時承っております。
皆様のご来島、お待ちしております!
スタッフ 船越
西表洞窟探検隊!!2018/01/29
北風が吹きすさびますが、平均気温は16度で、本州の冬と比べるととても過ごしやすい冬の西表島。
今日はそんな冬でも楽しめちゃう、西表のおすすめスポットを紹介します。
それが、西表島の鍾乳洞。
皆さんも「鍾乳洞」という言葉は聞いたことがあると思います。
洞窟の中はこんな風に、複雑な形をしています。
ですが、なぜ洞窟の中で石がこんな形で残っているのでしょうか?
鍾乳洞を形作っているのは「石灰岩」という特殊な石です。
石灰岩は大昔に死んでしまったサンゴなどの生き物が、長い年月をかけて石になってしまったものです。
西表島は、海の底で形成された「琉球石灰岩」が地殻変動で隆起してできた島なので、鍾乳洞も数多く存在するというわけなんですね。
鍾乳洞は、石灰岩が水の流れなどで削れることで洞窟となったもののことです。
そして、鍾乳洞と言えばコレ!!
これは「鍾乳石」。つららみたいに垂れ下がった石が特徴的ですよね。
ではなぜ、こんなにおもしろい形の岩ができるのでしょうか?
洞窟の中は水が流れていますが、この水の中には石灰岩の主成分である「炭酸カルシウム」が溶け出しています。
洞窟内の天井から水がしたたり落ちているところでは、そこで雫の中の炭酸カルシウムが空気に触れ結晶化します。
その結晶が積み重なりやがて、中心にストロー状に管の通った、細い鍾乳石が形成されます。
その後、その管の中を水が通り鍾乳石はどんどん長くなります。結晶化が進み管がふさがれてしまうと、今度は水が鍾乳石の外側を流れ落ち、よりつららを太く、長く成長させていきます。
また、鍾乳石から雫が落ちるその下の地面でも結晶化は起こり、やがて地面から鍾乳石がタケノコのように育っていきます。これはそのまま「石筍」と呼ばれています。
また、鍾乳石と石筍が長い時間をかけてつながってしまうこともあり、これは「石柱」と呼ばれています。
鍾乳石が大きく成長するためにはとても長い年月が必要です。
場所や環境により異なりますが、1㎜成長するために5年以上かかる場合もあります。
また、石灰岩の地層から人が入れるような洞窟になるまでには、何万年という年月が必要なのです。
そんな鍾乳洞には、ケイブパール(洞窟真珠)というとても珍しいものが落ちている事があります。
これは、鍾乳洞内の浅い水たまりの中で、砂粒などを核として成長する鍾乳石の一種です。
水流や水滴の落ちる衝撃で転がりながら、表面に炭酸カルシウムが均等に付着するため、真珠のように丸く成長します。
めったに見つからないので、見つけられたらラッキー!!
いかがでしたでしょうか?
神秘的な鍾乳洞を体験するなら西表島!!
西表島での鍾乳洞ツアーをご検討の方、お問い合わせは 090-6860-9533 までお気軽にお電話くださいね。
スタッフ 船越
2017→20182017/12/31
昨日までの陽気から冬の北風に変わり雲が広がった西表島。
それでもマングローブや亜熱帯の森は静かで、ピナイサーラの滝はいつも通り淡々としております。
今年も無事カヌーツアー業務を行う事ができました。これも単にご参加いただいた皆様、関係者の方々のお陰でございます。
この場を借りてお礼申し上げます。本当に有難うございました!
八重山・西表島に訪れる観光の方々もさらに増加し、それに従事する我々もスピードある変化を求められていると感じております。
2018年もサニーデイは「初めての西表島を楽しむツアーのご提供」という理念の元、真摯に業務に取り組み、変化・進歩し続け、訪れる皆様に沿うものをご提供して参ります。
来年も変わらずご指導賜りますよう、宜しくお願い致します。
簡素な文ではありますが、年末のご挨拶とさせていただきます。
全国的に寒そうな年越しですね。皆様、どうか暖かくしてお過ごしくださいませ。
それでは、良いお年を!
株式会社サニーデイ スタッフ一同
ドングリころころ2017/12/20
みなさん、こんにちは。
西表島は雨が続き最高気温も20度前後と肌寒い日が続いています。この時期は北風が強くとっても寒いので、僕は風から逃げるように西表島の森に入ります。
森の中は、木々が風を防いでくれるおかげで寒くありません。てくてく散策していると、足もとになにやら落ちています。
よく見ると、それはドングリでした。
しかもいっぱい落ちています。
ドングリの正体は、オキナワウラジロガシという木。
奄美大島より南、西表島はもちろん、沖縄島や久米島にも分布しています。”ウラジロ”の名前の由来は、葉っぱの後ろが白いことからきています。
オキナワウラジロガシの大木は、西表島の森の中でもひときわ存在感を放っています。
イリオモテヤマネコやリュウキュウイノシシもオキナワウラジロガシの大木にできた洞(うろ)で体を休めるそうです。
それはともあれ、森に落ちているドングリを拾ってみると、
まあ、びっくり!とっても大きいんです!
実は、オキナワウラジロガシのドングリは日本一大きなドングリなんです!
大きいものは、ぼうしの部分(殻斗)が500円玉くらい。特に八重山地域のドングリは大きくなるそうです!
こうやって並べてみると、黒っぽかったり長細かったりと、色や形に個性があって可愛いですね!
しかし、この大きなドングリは毎年実るわけじゃないんです。花が咲いてからドングリが落ちるまで2年ほどかかるそうです。なので、年によってドングリが豊作の年とそうではない年があるそうです。
さあ、今年はどうかな、いろんなところに探しに行こうっと!
みなさんも西表島に来た際はぜひ、日本一のドングリを探してみてはいかがですか。
スタッフ 大越
自分流、西表島の休日。2017/12/16
12月15日の西表島は晴れ!
この時期には珍しく、雲一つないくらいの快晴となりました。
今日は仕事が休み……とくれば、西表の晴れを満喫するしかありません!
ちょうど、東京から学生時代の友人が西表に遊びに来ていたので、彼らを誘って山へ昆虫採集へ行くことに。
まずは「あるチョウ」を見つけるため、上原集落から車で40分かけて大富林道へ……
林道の入り口。
これだけ晴れていればチョウもたくさん飛んでいるはず……
林道の中はこんな感じ。
捕虫網を構えて、いつチョウが飛んできてもいいようにスタンバーイ……
と、前から黒くて大きなチョウが飛んできた……すれ違いざまに一瞬、メタリックグリーンに輝く翅が。
反射的に思わずネットイン!!
ヤエヤマカラスアゲハ
本州にも生息している、カラスアゲハの八重山亜種。こっちのは緑の光沢が日差しを反射してとても綺麗!!
西表ではさほど珍しくはありませんが、本州ではこんなチョウはなかなか見ることができないのではないでしょうか?
そんなことより、今日の目的は紫に光る「あのチョウ」。
それらしき影を追っては網を振りますが……
ツマムラサキマダラ
これまた紫に光る綺麗なチョウですが、これではない……
目的の「奴」はこいつによく似ているのですが、自分はまだ経験が浅く、飛んでいる時は分からない……
それらしきものを捕まえては逃がし、捕まえては逃がし……
何回網を振ったかわからなくなった頃、網に入った紫のチョウを確認して
「あぁ……またツマムラサキマ……」
ん?翅が丸い……?これは違うぞ!?
マルバネルリマダラ
これです!これが今回の目的!!
本来、西表には生息していませんが、台風や季節風にのってこの島まで飛ばされてくることがあるチョウです。
西表では偶然よそから飛ばされてきた種類なので、あまり数が多くありません。
色も綺麗でカッコイイので、是非ゲットしたかったチョウです。
台湾、グアムなど住んでいる場所によって翅の模様が微妙に違うのも魅力的ですね。
その後も、2時間ほど同じ場所で粘り、3人で4頭を採集。
大原港近くの食堂で八重山そばを食べて、ほくほく顔で帰宅。
有意義な休日となりました。
スタッフ 船越