西表島の大自然やツアー内容をご紹介
日本の端っこ・西表島の日常や島民しか分からないレアな情報も登場するかも!?
ピナイサーラは迫力満点です。2019/05/30
久しぶりに雨の降った西表島です。
ここのところ晴れが続きピナイサーラの水量も減少気味だったので、先日の雨で滝も迫力が増しています。
今日のゲストは、元気いっぱいのご夫婦。
この時期は他の観光客の方が少ないので、僕たちのグループだけでピナイサーラを満喫しちゃいました。
最後は滝に限界まで近づいて、皆でびしょ濡れに…。まるで台風中継のようでした(笑)。
来年もまたぜひ、西表に遊びに来てください!
スタッフ 船越
セマルハコガメ横断中2019/05/27
梅雨時のツアー中。ピナイサーラの滝へとトレッキングをしていると、珍しい生き物が出てきてくれました。
「セマルハコガメ」ちゃん。
漢字で書くと「背丸箱亀」。危険が迫ると、箱のように蓋を閉じて防御します。
眠たそうな目をしてますね〜。寝起き?
と、次の瞬間、猛ダッシュ!!
カメさんといえど素早いんですよね〜。写真がボケましたw
スタッフ 船越
夜はフクロウも現れます2019/05/26
夜の西表島を散歩していると、時折かわいいあの子に出会う事があります。
「リュウキュウコノハズク」
奄美群島や沖縄県全体に広く生息し、缶ジュースほどの大きさしかない日本で最小級のフクロウ。
西表島には他にも「リュウキュウオオコノハズク」、「リュウキュウアオバズク」というフクロウが生息していますが、その中でも一番確認しやすい種類です。
夜になると「ホホッ…」「ホホッ…」と聞こえる鳴き声は、このフクロウの声。
ホテルの明かりに集まる昆虫などを食べるため、集落近くに姿をあらわすことも多くベランダから鳴き声を聞くこともよくあります。
夏休みの夜は家族でフクロウウォッチング!もいいですね。
あ!足元のハブにはくれぐれもご注意を。
スタッフ 船越
星砂ビーチの魚たち2019/05/22
お休みで天気が良かったので、西表島でも有名な砂浜「星砂海岸」でシュノーケルをしてきました。
星砂海岸は西表島の西部地区にあり、上原港から車で5分ほどと非常にアクセスの良い立地です。
名前の通り、砂浜にはたくさんの星砂が落ちています。
このビーチは遠浅で水温も高く、熱帯魚の数も多くて観光客にも人気のオススメスポット。
ファミリーさんやカップルさんも安心してシュノーケリングが楽しめます。
でもこの日はそれほど人の姿もなく、落ち着いてシュノーケリングを楽しむことができました。
ルリスズメダイ
ロクセンスズメダイ
水際からたった数歩で潜ってもいきなり沖縄の海!という感じ。色とりどりの熱帯魚が出迎えてくれます。
膝くらいの深さにもかかわらず、多数の魚が足元に泳いでいて触れそうな距離です!
サザナミヤッコ(幼魚)
大人と子供の魚では大きく姿の異なる種類。残念ながら、大人は近くにいませんでした。
しかし、この個体も縦線模様が消えかけて黄色苦なってきているので、そろそろ大人の姿へと変化しそうですね。
子供のうちはタテジマキンチャクダイ、アデヤッコなど姿の似ている魚が何種類もいるので、図鑑とにらめっこして調べました(笑)
トゲチョウチョウウオ
名前の由来は、背びれの後方に伸びる鋭いトゲ。このトゲを、オス同士の縄張り争いなどに用います。
沖縄の熱帯魚ではメジャーな種類で、観賞魚としても初心者向けで人気らしいです。
なんとなく熱帯魚ショップで見覚えがあるような…?
ムラサメモンガラ
カワハギの仲間。縄張りを作り、その中に入ってくる侵入者に対して、攻撃を加えるそう。
ハワイでは「フムフムヌクヌクアプアア(豚のように鳴く角ばった魚)」とも呼ばれ、名前の通り、怒るとブーブーという声を上げるらしいです。
フムフムヌクヌクアプアア…声に出して読みたくなる、個性的な名前です。
まだまだここでは紹介できないくらい、たくさんの魚が泳いでいました。
どうやら星砂海岸には100種類を超える魚がいるらしいです。とても覚えきれませんね。
隣接のレストランや食堂にシュノーケルセットのレンタルとシャワー室(いづれも有料)もありますよ。
時間があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ご注意ください!!)沖に流れる離岸流もありますので流れを感じる際は泳がないように。またライフジャケットを着用し足元はシューズを履いてたのしんでください。岩やカキ殻やサンゴで足を切ったりしますし、稀に居る危険生物なんか踏むともう大変!大人でも足のつかない場所がありますのでそのような場所も避けて遊んでくださいね。
スタッフ 船越
滝上に巨大エビ!2019/05/18
つい先日の事。
晴天につき汗だくでピナイサーラの滝の上に到着。
ふぅと一息ついていると…
巨大なテナガエビを発見!長さはハサミを含めると30cmオーバー(驚)
顔のアップ。
夜行性のため昼間は岩の下などに隠れていることが多いテナガエビ。
このエビは甲羅が柔らかかったのでどうやら脱皮直後。動きも鈍く隠れ損ねたようです。
テナガエビ類は海に降りて産卵する生物ですが、ここは滝上。海から落差55mのピナイサーラの滝上まで登ってきたとは考え難い。
おそらくは陸封型。海には降りず滝上で産卵〜一生を過ごす、世界的に見ても珍しい例なんだそう。
何で陸封型になっていったかは・・ツアー中ガイドに聞いてくださいね。
これから更に巨大化して、ピナイサーラの滝上の主として長生きしてもらいたいです。
スタッフ 船越