西表島の大自然やツアー内容をご紹介
日本の端っこ・西表島の日常や島民しか分からないレアな情報も登場するかも!?
とんとんみー。2019/07/01
とんとんみー。ていうのはコッチの方言での呼び名。
本名はミナミトビハゼっていいます。沖縄では誰でも知ってる人気者。マスコットキャラです。
カワイイ〜。
魚のクセに泳ぐのが苦手で、干潟をピョンピョン飛び跳ねてる。
とんとん、はピョンピョン。みー、は目玉っていう意味なのです。
飛び出した目は周りの様子がよく見えるので、後ろから近づいてもバレて、素早く逃げられちゃいます。
島内のホテル「ニラカナイ」には、このトビハゼをかたどった石像がたくさんあります。
ニラカナイにお泊まりの方、この通りに何匹いるのか数えてみて!
スタッフ 船越
サクララン2019/06/25
この綺麗な花は、サクラランという植物。
桜なのか蘭なのかわからない名前ですが、実はどちらでもなくガガイモの仲間。
花の色が桜に、葉の形が蘭に似ていることからついた名前のようです。
花が独特で、飴細工のように美しいため、観葉植物として人気の花でもあります。
つる性の草で、西表島ではトレッキング中に頭上を見上げると稀にこの花が咲いていることがあります。
山登りに疲れたら、一休みして頭上を見るとこんな新しい発見があるかもしれません。
ただし!歩きながら上を見で探すとつまずくので危ないですよー。
スタッフ 船越
ヤシガニ発見!2019/06/23
ある日の夜中。
家のベランダの方からガサガサと音がします。
不審に思い、確認してみると…
大きなヤシガニが歩いていました!
ヤシガニは足を広げると50cm以上になる最大の陸生節足動物で、名前にはカニとありますがヤドカリの仲間。
子供の頃はヤドカリと同じく貝を背負っていますが、成長するにつれて自分のサイズに合う貝がなくなり、最終的にそのままの姿で活動するようになります。
スリッパよりも大きいですね〜。
この時期は雨上がりなどの蒸し暑ーい夜に道路上を歩いている姿をよく見ますので、観察する事はムズカしくないです。
ただ、捕まえる際は要注意!
ヤシガニの挟む力はとてつもなく、その力は300kg、ライオンの噛む力にも匹敵するとの研究もあります。
また道路上でヤシガニを観察するときは、夢中になりすぎて自分が車に轢かれてしまわないように気をつけてくださいね。
スタッフ 船越
道端のアイドル2019/06/18
島内を散歩していると、のんびりと草を食むヤギと出会うことがあります。
西表を初めて訪れた方は「道端にヤギが放し飼いにされていた!」と驚くんですが、この島ではいたって普通の光景。
すぐ横を走り抜ける車にも怯えることなく、眠そうな目をしながらもぐもぐと口を動かしています。
近くで見ると、愛嬌があってカワイイ。島の皆からも可愛がられています。
でも気をつけて!中には頭突きをしてくる凶暴ヤギもいるので注意。
そんなヤギですが、沖縄では「ヒージャー」と呼ばれ重要な食材。ヤギ汁やヤギ刺しでいただきます。
その独特の臭いのためあまり一般受けする食材ではない一方、熱狂的なファンも存在する伝統料理です。
僕も食べたことはあるのですが、そのときはちゃんと加工のされたパックのヤギ汁だったので、若干のクセはありましたが美味しかったです。
そして西表島では、村祭りのビンゴ大会の景品にヤギ1等が出品されることもあるそうですよ。
でも、もし当たっても困るよなあ〜。
スタッフ 船越
沖縄の伝統調味料、コーレーグース2019/06/16
沖縄の代表的な調味料といえば、「コーレーグース」。
島唐辛子をそのまま泡盛に漬け込んだ、とってもシンプルな調味料です。
味はもちろん辛い。
唐辛子の辛みが泡盛に染み出して、辛さの中に泡盛の風味が漂う、絶妙な味わいです。
料理に一、二滴振るだけで十分味が変わりますので、かけすぎには注意です。
コーレーグース材料となるのは、この島唐辛子。
普通の唐辛子よりも小さく、可愛らしいサイズです。
ですが、辛さはもちろん折紙付き。ほんのちょっとかじるだけで涙が出るほどの辛さです。
このコーレーグースを八重山そばにかけて食べることが多いです。
その他にも刺身、チャンプルー、お味噌汁など薬味として、定食屋さんのテーブルには必ずと言っていいほど常備されているアイテム。
西表島でもスーパーで市販品を購入することもできますが、島では自前の島唐辛子と泡盛で手作りする方がほとんど。
収穫のタイミングにあえば島内の売店で島唐辛子を購入できるかも知れません。
唐辛子を入れる量を調節することで辛みの苦手な方も自分好みの味に変えられるので、気になる方は一度手作りしてみてください。
スタッフ 船越