西表島の大自然やツアー内容をご紹介
日本の端っこ・西表島の日常や島民しか分からないレアな情報も登場するかも!?
イノシシと遭遇!2018/10/30
今日はカヌーで川を進んでいると、イノシシを発見!
まだまだ子供です。
大人のイノシシと違って警戒心が薄く、かなり接近することができました。
もう10月も終わりですが、そろそろイノシシ猟のシーズンが始まります。
西表島に生息するリュウキュウイノシシは「カマイー」と呼ばれ、肉に臭みがないためお刺身やチャンプルーで食べられます。
もう居酒屋のメニューにイノシシが並ぶ季節か……なんて考えていると、
こっちの考えが読まれてしまったのか、脱兎のごとく逃げられてしまいました笑
ぜひ秋の西表を訪ねて、美味しいイノシシ料理を堪能してみてください!
スタッフ 船越
オオウナギに遭遇2018/10/02
10月になりました。
夏休みシーズンも終わり、賑わっていた西表島もだんだんと落ち着いてきました。
毎年秋になると西表島には台風が上陸しますが、今回の台風24号は特に勢力が強く、ツアーが中止となってしまう日もありました。
なのに、せっかく通り過ぎたと思ったら今度は25号……。まだまだ油断はできないようです。
ただ、台風の過ぎ去った後は晴れる事が多く、絶好のカヌー日和となることが多いです。
雨が降ってピナイサーラ滝の水量も増しているため、普段では味わえない西表を体験できちゃいます。
そんな台風の影響か?
この前、なかなか珍しい生き物に遭遇しちゃいました。
オオウナギ。
成長すると2メートルにもなる、とても大きなウナギ。黄褐色の体に黒の反転と、ちょっとキミの悪い色です……。
最近話題のニホンウナギとは別の種類なので、あまり食用には向いていないですが、台湾などでは食べられているようですね。
この後、子供達と一緒に捕まえようとしましたが、逃げられちゃいました。
雨の日の後はオオウナギが姿を現わすことが多いように思います。
ウナギの捕獲に自信がある方、西表を訪れる際は「蒲焼のタレ」を忘れずに笑。
スタッフ 船越
石垣島からカヌーツアーご参加の皆様へ2018/09/30
10月より各フェリー会社が冬季運行時刻となり、石垣島→西表島上原港へのフェリー乗船時刻は朝8:30ご乗船となります。何卒宜しくお願い致します。
夏休み、家族におすすめ人気ツアーランキング!2018/07/05
7月に入り、西表島を訪れる観光客の方も増えてきました。
島の玄関口である上原港では、フェリーから降りてくる人たち、それを迎えるガイドでごった返しています。
さて、7月といえば夏休み、せっかくだから子供たちと一緒に西表島をアクティブに満喫したい!
でも、どんなことをしたらいいのかワカラナイ……そんな方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、
夏休みオススメツアー!ファミリーに人気ランキング を発表しちゃいます!
1位 マングロブカヌー&キャニオニング体験
さっそく1位から発表!それが「マングロブカヌー&キャニオニング体験」コース!
マングローブの川で行うカヌーと、水に飛び込みながら川を下っていくキャニオニング体験が一緒になった大人気コースです。
午前中はマングローブカヌー。くねくねと曲がったマーレー川と、広いのでゆったり漕げるヒナイ川の2つの川を進んでいきます。
カヌーの後はトレッキング。15分ほどの山登りなので、初心者の方でも安心。西表のジャングルを全身で感じましょう。
目的地は「ピナイサーラ」。沖縄県最大の滝で、西表島を代表する観光スポットです。
暑い日は滝壺で泳ぐこともできます。キャニオニングの前に飛び込みの練習もできます。
午後は、大見謝川に場所を移して、いよいよキャニオニング。
ヘルメットやライフジャケットなど、安全のための装備は全てこちらで用意しますので、ラフな格好で参加OK!
飛び込んだり……
滝に打たれたり……
西表の水遊びを満喫!
やんちゃ盛りの子供たちにオススメのコースです。
2位 マングローブカヌー&滝遊びファミリーツアー
こちらにコースは、ゆったりと時間を気にせず滝遊びを楽しめる、小さなお子様のいるファミリーに人気のコースです。
メインフィールドは。東部地区にあるマイラ川。訪れる人が少なく、周りを気にせずはしゃげるのが特徴です。
川幅も広く、落ち着いて漕げるので、初めての方でも安心。二人乗りカヌーを使うので、体力に自信がなくても大丈夫です。
上流には、水遊びのできる癒しの光景が待っています。
小さな滝なので、子供たちも勢いよく飛び込んでいきます。
プカプカ浮かんで、ジャングルの音に耳をすませるも良し。
小さなお子様など、体力に自信がない方でも思いっきり遊べるコースでした。
3位 ピナイサーラの滝 滝上・滝つぼカヌー&トレッキングコース
第3位は、体力のある元気ファミリーにぴったりの「ピナイサーラの滝 滝上・滝つぼカヌー&トレッキング」コース。
ピナイサーラの滝の下に向かうコースが多いなか、このコースではそれに加えて、滝の上に向かっちゃうコースです。
カヌーは全体を通して80分、トレッキングは120分とたっぷり運動がしたい方を満足させる内容です。
川の流れる西表のジャングルを進んでいきます。
滝上に向かうルートは険しいので、たくさん汗をかきます。ただ、苦労してたどり着いた分、ピナイサーラの上から
眺める景色は最高ですよ!
お昼は、ガイド手作りの八重山そば。冷たい川で泳いだ後の熱々のそばは格別!
午後はそのまま滝つぼへ。
デザートに西表島の特産、ピーチパインもご用意しちゃいます。
体を動かしたい方にオススメ!ピナイサーラを心ゆくまで味わう大満足のコースです。
4位 マングローブカヌー&ショートコース
ピナイサーラの滝は行ってみたいけど、滝の上へ行ったり、キャニオニングをやるのは不安……
そんな方にはコチラ!「マングローブカヌー&ショートコース」!
マングローブを眺めながらのんびり進んでいきます。
夏場は多くの観光客で賑わうこの滝。汗をかいて登ってきた体に、冷たい水が心地よいですよ。
ピナイサーラでハイ、チーズ!
お昼はもちろん八重山そば。
14時頃には上原港に着くので、一足先に石垣島に戻るも良し、余った時間で西表島をぶらぶら散策するのも良し。
空いた時間で自分の好きなように予定を組めちゃいます。
西表の大自然をちょっと体験してみたい方にピッタリです。
5位 〈半日〉漕ぐだけマングローブカヌー体験
カヌーはやってみたいけど、山登りは疲れちゃう……時間がないからでカヌーだけやってみたい……そんな声が多かったため新しく作られたこのコース。
ツアー開始から終了まで2時間程度でカヌーを体験する、コンパクトなコースです。
メインフィールドは浦内川。沖縄県最長の川で、流域面積もかなりのもの。
カヌーを行う場所も、満潮時には川幅が数100メートルにもなり、これぞ西表といった雄大なマングローブが楽しめます。
カヌーに乗り込んだら、さっそく出発。二人乗りカヌーで、力強く進んでいきます。
どこまでも広がる川と、一面に生えるマングローブの森に圧倒されること間違いなし!
カヌーの楽しさを短時間に詰め込んだ、忙しいあなたにちょうど良いツアーです。
夏休みのファミリーに人気のツアーランキング、いかがだったでしょうか?
気になったツアーがありましたら、ぜひ一度ご連絡ください。
皆様のご来島、お待ちしてます!
スタッフ 船越
サニーデイ西表修行:ピナイサーラ訓練編2018/06/15
6月8日、西表島は晴れ。
この日は、カヌー組合に所属するガイドたちが集合して、ピナイサーラの滝での合同救助訓練です。
若いガイドの方を中心に心肺蘇生法などの救命法から、実際に自然の中で怪我人を担架で運んだりと、万が一の事故に備えて準備します。
今日はその訓練の様子を、ご紹介します。
まずは救急法の講習会です。
石垣島の消防署から隊員の方が来て、人命救助の手順を教わりました。
スライドで、基本的なことをおさらい……
訓練用の人形を使って、心臓マッサージと人工呼吸、AEDの使い方などを復習しました。
上級救命士や、水難救助員の資格を取るために何度も講習会を重ねていたので、救助の手順はばっちり。
皆で心肺蘇生法の再確認を行います。
自動車免許を取る際に習った、という方も多いと思いますが、ほとんどうろ覚えですよね……
ガイドがうろ覚えでは困るので、サニーデイでは年に数回ほど講習を受けて事故の際にスムーズに動けるように練習をしています。
午後は実践練習です。
メインフィールドであるピナイサーラの滝で、人が倒れたという設定で訓練を行います。
まずは滝へ向かうところからスタート。
といっても、数十人のガイドたちが一斉にカヌーを使うと混雑してしまうので、数人はカヌー、その他はトレッキングで向かいます。
ピナイサーラに到着!
滝壺で休憩するガイドの皆さん。
休憩もそこそこに、今度は滝の上へと向かいます。
普段ゲストと一緒にツアーで通る道を使用すると、滝壺から滝の上までは1時間ほどかかります。
ですがこの日は、滝の上から怪我人を急いで降ろす、という訓練なので普段は使わない近道を利用して、15分ほどで登ります。
時間は短くなりますが、55mの高さを一気に登るため、かなりの急勾配となります。
この道は、とてもゲストを連れては登れません……
この訓練は、今年初めて西表島でガイドデビューした新人さんが多く参加するため、皆大変そうです。
それでもなんとかピナイサーラの上に到着!
ガイド集合で、パシャ!
滝の上へきた目的は道の確認だけなので、写真だけ撮ったらすぐ滝壺へ戻ります。
本番はここから。
滝壺から救急車の待つ駐車場まで、人力で怪我人を運ぶ訓練です。
このストレッチャーに、怪我人に見立てた60㎏の水を乗せて運びます。
持って歩けないところは、バケツリレーの要領で。
普段なら15分ほどで下る道のりですが、ストレッチャーを運びながらだと30分近くかかってしまいました。
係留所に着いたら、ひとまずゴール。
ここからはカヌー組の出番。ストレッチャーをカヌーに乗せて、駐車場まで引っ張っていきます。
トレッキング組は、歩いて下山します。
駐車場では、地元の青年団の方が運転する救急車が待っています。
最後に、怪我人を救急車に乗せて……
訓練は終了です。
お疲れ様でした!!
カヌー組合ではこのように毎年、万が一の事故に備えて訓練を行っています。
山での事故は、すぐに救助隊が駆けつけることが難しいので、とても危険です。
皆さんも、山での事故には十分気を付けましょう!
乾杯!!!
スタッフ 船越