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 虫にぃにぃのアフリカ旅!現地での生活編2026/05/30

おひしぶりです。

以前の記事にて、アフリカのカメルーンへの虫旅を画策していることをお伝えしましたが、遅ればせながらその旅行の様子を数回に分けて記事にしたいと思います。とりあえず無事戻ってくることはできましたが、果たして目的の虫は採れたのか。乞うご期待です。

 

1月某日の夜。羽田空港を出発してほぼ2日。カメルーンの首都ヤウンデに降り立ちました。

この時点で、乗り継ぎをしたトルコで観光したり、ゴタゴタしたりの連続のためすでに疲れ気味。早いところホテルにチェックインして休みたいところです。

到着するのが深夜なのはあらかじめわかっていたので、空港からすぐ近くのホテルを予約していました。入国審査をクリアして、車で迎えに来るようにとホテルへ連絡しますが、何やらフランス語でごちゃごちゃ言われています。どうやら、車が故障したので迎えに行けない、タクシーで来いと言っているようです。

空港に着いてすぐにトラブル発生。アフリカでは当たり前のことかもしれませんが、初めてのアフリカで警戒心をMAXまで高めていた自分にとっては予想外の事態です。というのも、アフリカへ行くにあたって他の旅行者の人たちのブログや動画を何回も見たところによると、アフリカ旅行で一番注意するべきなのは空港と街中、そしてタクシーでの移動だからです。特にタクシーがらみの犯罪は多く、運転手によるぼったくりや身代金目的の誘拐はもちろん、開いていた窓からスマホを盗まれる、停車中に外からドアを開けられての強盗、相乗りした乗客によるスリなど様々です。

流石にそう頻繁に起こるものではないと思いたいですが、警戒するに越したことはありません。が、迎えが来ない以上、このまま比較的安全と思われる空港内で朝まで寝ずに待つか、思い切ってタクシーでホテルへ向かうかを決めなければなりませんでした。

ちなみに、Googleマップで検索したところ、空港からホテルまでは1kmほどでした。日本ならば、深夜だろうが歩いて向かうところですが、アフリカでは最悪の選択です。

 

しばらく悩みましたが、客引きをしている人間ではなく、しっかりとスーツを着ている空港公認のタクシードライバーらしき人に乗せてもらうことを決めます。結果、あっさりとホテルまで乗せて行ってくれました。料金は高めだったように思いますが、安全を考えれば安いものです。

ホテルで一息つくことができたのは日が変わった頃。明日に備えて早々に寝ることにしました。

 

 

翌朝、ホテルのフロントの人に頼み、スマホアプリで信頼できるタクシーを呼んでもらいます。カメルーンではローカルに利用されているタクシー配車アプリがいくつかあり、タクシードライバーはアプリに個人情報や移動ルート、レビューなどを管理されているため、その辺に走っているタクシーを捕まえるよりも余程安全に乗ることができます。自分でアプリを導入しようとしたのですがどうにもうまくいかなかったため、今回はホテルスタッフに呼んでもらいました。

そのままタクシーに乗り、今回の旅行で本格的に滞在するホテルへ。

拠点として選んだのは、空港から車で30分ほどにあるムバルマヨという街。安全のために、この街にあるそこそこ高級なホテルに滞在し、日中は近くの村まで虫取りへ出かける予定です。

 

温水シャワーと広いベッド、点けても何を言っているか分かりませんがテレビもあります。

ホテルのスタッフに聞いたところ、昼間であれば近所を歩き回っても問題ないくらいの治安ではあるようです。すれ違う人たちも、見ず知らずのアジア人に気さくに挨拶をしてくれます。フランス語圏なのでこちらも「ボンジュール!」と元気に返します。とはいえ、カメルーン人の言う「安全」は日本で育った我々の想像するものとは違うでしょう。「人通りの多い昼間に歩くなら、殺されることはないよ」くらいに受け取っておくのが賢明です。

 

カメルーンに来ても、やることはいつもと一緒。ジャングルに入っての虫採りです。しかし西表島と違うのはその森の広さと危険さ。土地勘の全くない海外では、日本の山をうろうろするのとは訳が違います。猛獣や毒ヘビ、遭難や強盗にあう可能性も考えられます。

そのため、あらかじめ情報を収集して観光&虫採りガイドのいる村を探していました。

 

案内してくれる虫採り名人のフダさん。日本のテレビ番組に協力したこともあり、日本から来た虫好きを何度も案内したことがあるそうです。

ちなみに、彼がまたがっている木は「ゾウの木」と呼ばれているそうです。たしかに、発達した板根がまるでゾウのように見えます。西表島にもこのように平べったい根っこ持つ植物はありますので、全く違う国に来ても見慣れた光景を見て少しほっとしました。

 

彼に森を案内してもらい、虫を捕まえながらついでに色々教えてもらいました。

木材を運ぶ人たち。木材はカメルーンの主要な産業の一つで、ジャングルの巨大な木を切り倒してそれを木材として輸出しているようです。日本でも家具や和太鼓の枠として利用されているようで、皆さんもカメルーン産の木のお世話になったことがあるかもしれません。それにしても、頭の上でうまくバランスをとっています。テレビなんかでは似たことがありますが、実際に見ると本当にいるんだなあと感慨深いものがあります。よく見ると、頭と荷物の間に植物で編まれたクッションのような道具を挟んでいて、それを使うことで安定感を高めて痛みも軽減しているようです。このスタイルで物を運ぶ人々は、街中でもよく見かけました。

カカオ農園にもお邪魔させてもらいました。木を伐採した後は、カカオなどの農作物を植えることで畑として使用しているようです。残念ながら、生の果実類は日本の法律によって海外から持ち込むことができないため、お土産にすることはできません。生のカカオからチョコレートを作るというのも、人生で一度はやってみたい夢ですね。

 

フダさんがバナナを食べきれないくらい振る舞ってくれました。日本のスーパーで買うようなバナナより短めで、どちらかというと西表島で栽培している島バナナに近いものを感じます。味も島バナナとほとんど同じで、日本で売られていても普通に食べたくなるクオリティだと思います。バナナは元々は東南アジアが原産で、最輸出国もインド、中国、インドネシアとはずですが、なぜかアフリカにもそのイメージがあります。バナナを食べるイメージのあるゴリラが住んでいるからでしょうか?

村の中では、アフリカのローカルフードも購入して食べてみました。レストランではなく、道端で屋台のような感じで売られています。川魚とキャッサバをバナナの葉で包んで蒸した料理のようで、皿に移してこの場で食べるもよし、持っていってお弁当にするもよしといったスタイルのようです。

スパイシーに味付けされた魚が美味。この村はすぐ隣に川が流れていて、そこで採れるナマズのような魚が名物だそうです。

キャッサバをそのまま食べるのも初。タピオカの原料として使われているので実は食べたことのある人も多いキャッサバですが、この状態だとイモとバナナの間みたいな食感です。値段は300円くらいとなかなかお買い得。

昼ごはんを食べてやる気も回復。いよいよ本格的に虫を見つけに行きます。

 

次回、見つけた昆虫編に続きます。

 5/9、8:00〜放送、「旅サラダ」の撮影協力しました。2026/05/08

ABC放送朝の番組「旅サラダ」。5/9、8:00〜放送分の撮影ロケの協力させて頂きました!

俳優:勝村政信さんをピナイサーラへご案内しております。

 

勝村さん思い出の地、西表島を巡る旅。

20数年前にドラマ「瑠璃の島」ロケで3ヶ月滞在されていました。

当時忙しすぎて行けなかったピナイサーラの滝とマングローブカヌーを今回体験して頂きました。

勝村さん、どうも有難うございました!

 虫にぃにぃの今回の目的地は……2026/01/22

こんにちは。虫にぃにぃです。

 

今年もこの季節がやってきました。ニュースでは寒気の到来だとか、大雪だとかの報道をよく見るようになりました。西表島は無関係と思いきや、ここ最近は気温が15度を下回る日もあり寒さに震えています。この島に移り住んでから、年々寒さに弱くなっている気がしますね。

そこそこ忙しかった年末年始休みのラッシュも終わり、ここからは島民の冬休みの時間。ガイドの皆も、それぞれ実家に帰ったり旅行に行ったりしています。

 

今回の目的地は中央アフリカの国、カメルーン共和国です。

前回訪れたギアナよりは聞き馴染みがあるかも。サッカーが強い国だったりしますが、正直なところ僕も何が有名なのかはほとんど知りません。そもそも、日本人で行ったことのある人はあまりいないような気がします。ネットで検索すると、アフリカを横断しているバックパッカーの人のブログなんかはヒットしますが、わざわざカメルーンで観光をするためだけに行く人は珍しそうです。

 

カメルーンはアフリカの中央、西部に位置する国で、公用語はフランス語と英語ですが、ほとんどの人はフランス語で会話をするそうです。さすがに空港やホテルの職員は英語が話せるでしょうが、僕はフランス語は全くわかりません。ギアナもそうですが、フランスは世界各国に植民地が多かった国なので、意外にフランス以外でも公用語となっているところが多いです。西表島を訪れる外国人の中でも、フランス人の方の割合はかなり多いので、少しはフランス語を勉強しておけばよかった……。

治安はアフリカの中ではマシな方といった感じ。他国との国境付近はかなり治安が悪く、外務省からも行かないでくださいと言われているレベルですが、今回行く予定の首都ヤウンデ付近はそこまででは様子。ですが街中でも強盗、スリ、タクシーでのぼったくりなどの犯罪は頻繁にある様子。危険な旅になるかもしれませんので注意が必要です。

 

肝心なのは狙いの虫。実はカメルーンは虫好きの中では有名な国です。アフリカといえば砂漠やサバンナの印象が強く、虫がたくさんいそうなイメージはないかもしれません。しかしカメルーンを含む中央アフリカは赤道の真下の国。環境で言えば東南アジアや南米と同じ、熱帯雨林のジャングルが広がっています。熱帯雨林といえば昆虫の宝庫です。

しかし、アフリカのジャングルにはカブトムシやクワガタがあまりいません。代わりにハナムグリという大型のコガネムシの仲間が栄えています。世界最大のハナムグリであるゴライアスオオツノハナムグリなんかは聞いたことがある人がいるかも。

とはいえ、ゴライアスを見つけるのはなかなか厳しいと聞いていますので今回は狙わないつもりです。というより、虫採りの場所や虫採り用のホテルが予約できた今までの旅と違い、情報の少ないカメルーンはぶっつけ本番。虫採り案内をしてくれる村人がいる村へ行くことは決めていますが、そこから先はノープランですので何がいるのかはわかりません。全く何もいないというのは考えづらいですが、狙いの虫が見つかる保証はありません。

 

そんないい加減な旅ですが、ぜひ見たいと思っている虫がコチラ。

ホウセキカミキリの仲間。名前の通り宝石のような美しさです。

この標本は購入したもので、生きている姿を目にしたことはありません。カミキリムシはほとんどが植物の害虫になり得るので、日本の法律では生きたままの輸入ができません。動いている姿を見ることができるのは海外へ行った人の特権です。

この美しいカミキリを、自分の手で捕まえるのが、カメルーンでの目標です。

 

 

カメルーンは日本人が観光で行く場合でもビザの取得が必要な国です。たいていの国にはビザなしで行ける日本のパスポートですが、珍しい国に行こうとするとやっぱり必要なようです。

そのビザの取得を事前にやっておかなければならないのですが、これがもう大変。必要な書類が多すぎます。パスポートや予防接種証明書はもちろん、飛行機のチケットにホテルの予約確認書。旅行の日程表や貯金残高証明書などなど。こんなものが必要なのか?というものも多いですが、旅行者の身元が確かなものか、旅行から帰ってくるための十分なお金を持っているかを確認するために必要なんでしょうね。

書類が多いのはまあいいとして、面倒なのはその全てを英語に翻訳しなければいけないこと。パスポートや飛行機のチケットなんかはそのままコピーするだけですが、他の書類は自分で作りました。ネットでテンプレートを拾ってきて、それを自分で翻訳したものをエクセルで作りました。親や会社のサインが必要な書類もあったので、それもなんとか作成して提出。ビザの発行にかかるお金は約三万円。旅行前から高い出費です。これで書類に不備があったりしてビザが発行されなくても、払ったお金は戻ってこないというハードな仕様です。

幸い、後日無事に発行されました。なんとかカメルーンに旅立つことはできそうです。

 

この記事を書いているのは出発前のことなので、パソコンの前でキーボードを叩いている今の自分にもこの旅がどんな展開でどんな結末になるのか、どんな虫と出会えるのかはさっぱりわかっていません。書類を忘れてカメルーンの空港で入国もできずに帰国……ということにならないように気をつけなければなりませんね。

 

次の更新はカメルーンから帰ってきてからになります。狙いの虫が採れたのか、はたまた何も見つけられずに帰ってくるのか。お楽しみに……

 

 

 Yahooニュースに掲載されました。2026/01/09

 

Yahoo ニュースのエキスパートである秋元祥治さんに、サニーデイの取り組みをご紹介頂きました。

 

競合他社が多い西表島のアクティビティ業界で、何故虫にぃにぃツアーはヒットになったのか?

自分では当たり前だと思っていたことが、見方を変えれば自社の強みになるという事が書かれています。

宜しければ読んでみてください。

 

 八重山毎日新聞に取り上げて頂きました。2026/01/07

虫にぃにぃツアーの沖縄県経営革新計画承認にあたり、前泊竹富町長へ報告に訪れた件が八重山毎日新聞(1/7付)に掲載されました。

全ては計画書作成のサポートを頂いた竹富町商工会の皆様、沖縄県産業振興公社の皆様の実績でございます。どうも有難うございました!

 

今年も虫にぃにぃツアー、頑張って参ります。どうぞ宜しくお願いします。

 

 虫にぃにぃのツアーが沖縄県の「経営革新計画」として承認されました。2025/11/05

虫にぃにぃの「生き物観察ツアー」&「虫探しナイトツアー」が、新しい取り組みとして沖縄県の「経営革新計画」として承認されました。

他には無い「虫」というジャンルにフォーカスしたツアー内容が、革新的とご評価頂いております。

 

 

虫にぃにぃの昼・夜ツアー共々、改良・パワーアップを続けてより良いものにして参ります。

引き続き応援を宜しくお願い致します!

 

 虫にぃにぃ、青く輝くモルフォチョウを捕獲!2025/07/18

南米を代表する蝶といえば、メタリックブルーに輝く翅をもつモルフォチョウ。

今回はモルフォをはじめとした南米の綺麗な蝶をご紹介します。

休みの取れる時期と、一番の目標だったタイタンオオウスバカミキリが現れる時期を考えた結果、雨季に訪れることになった今回の旅行。さすがジャングルだけあって、1日に何度かは、西表に住んでいてもなかなか体験しないような土砂降りがありました。そんな雨の日は蝶がほとんど飛ばないため捕まえるのは苦労しましたが、数少ない晴れ間で精一杯見つけてきました。

ここ仏領ギアナには何種類ものモルフォが生息していますが、今回は天気が悪いのか時期が悪いのか、捕まえたのは一種類だけ。目撃だけなら何種類かはしたんですが、網には入らず……。これに関してはリベンジの必要がありますね。

そんなわけで、捕まえた唯一のモルフォがこちら。

全身青色のモルフォを期待していた方、ごめんなさい。そういったモルフォも採りたかったんですが、今回はこれだけでした。これはアキレスモルフォ、という名前のモルフォチョウ。実はモルフォにもいろいろあって、わりかし地味目なものもいます。

モルフォはその美しさが有名な蝶で、イラストや漫画などの創作物にもモルフォをモデルにしたようなデザインの蝶がよく見られます。しかし、虫マニアの中には、そのデザインを見てモヤモヤする人もいたり……

実はモルフォは翅の表面は綺麗ですが、裏面はびっくりするくらい地味。ジャノメチョウの仲間らしくいくつかの目玉模様はありますが、基本的に茶色一色です。なので、イラストで両面ともキラキラの蝶を見ると、これは虫に詳しくない人が描いた絵だな、と思っちゃいます。

こちらは蝶を集めるトラップ。底の部分にバナナを仕掛けると、蝶は隙間から入ってバナナを食べます。お腹いっぱいになった蝶は出口のない上方向へ飛んでいくので逃げられなくなる、というもの。小型で手荷物に入るサイズのものをいくつか持って行きました。

トラップはホテルの人が設置してくれるものもあり、お金を払ってバナナを購入することで利用できます。大掛かりなトラップを日本から持っていくのは手間がかかるので、ありがたいサービスです。

マエモンジャコウアゲハの一種のように見えますが、調べてもよくわかりません。というのも、南米はとにかく昆虫の種類が多く、その中の多くにはまだ名前が付けられていません。さらに生息している昆虫を網羅した図鑑などほとんどないので、名前を調べるだけで一苦労です。基本的に、巨大だったり、有名だったり、見た目が特徴的だったりする一部の虫しか名前はわかりません。この蝶も経験上と特徴から、アゲハチョウの仲間ということがわかるくらいです。

西表島にも生息するアオスジアゲハという蝶の仲間だと思います。2頭が追いかけっこをしているところをまとめて採りましたが、模様が違うのは同じ種のオスメスだからか、それとも違う種なのかすらわかりません。この底の見えないような昆虫の種類の豊富さが、熱帯雨林の魅力ですね。

 

今回はそれほどアゲハチョウの仲間を見かけることがありませんでした。代わりによく見るのはこのドクチョウの仲間。ドクチョウはそのほとんどの種類が南米大陸に住んでいて、日本にいると名前を聞くことすらないかもしれませんね。

幼虫の頃に毒のある植物を食べることでその毒を成虫になっても体に蓄えています。そしてその派手な色で警告を発しながら、堂々と飛び回るため捕まえるのは意外と簡単です。この蝶の仲間もかなりの種類がいて、オスメスで模様が違ったり、時には生まれた季節で模様が違うなんてこともあるので区別が難しいです。

 

実は南米にはモルフォ以外にも有名な蝶がもう一ついます。その名はミイロタテハ、学名からアグリアスと呼ばれるその蝶も密かに狙っていたんですが、今回は見かけることすらできませんでした。

ミイロタテハはその美しさと種類の多さ、そして捕まえる難しさから、19世紀ヨーロッパの時代から皆の憧れの昆虫。幼虫が麻薬の原料であるコカの葉を食べることから飼育もできず、成虫は高いところを高速で飛ぶため、トラップで採るしかないという幻の蝶です。昔のヨーロッパではこの蝶の標本1匹に何百万という値段がつき、この蝶を担保に銀行がお金を貸してくれたという、まさに人を狂わせる虫でしょう。

そんな蝶が見られなかったのは残念ですが、また次回も仏領ギアナを訪れる楽しみができたと思うことにします。これだけの種類の昆虫がいるので、何回行っても飽きるということはないはず。また少し時期をずらして行ってみるのも面白そうです。

 

以上、虫にーにーの南米仏領ギアナ編でした!

次回の海外遠征の目的地はまだ未定ですが、次はどんな昆虫に出会えるか楽しみです。

人生で一度は行ってみたい国があるんですよねー。南◯◯◯◯の◯◯◯?

はたまたリベンジで南米〇〇ー?

 虫にぃにぃのツアーが八重山日報に掲載されました。2025/07/10

虫にぃにぃの生き物観察ツアーナイトツアーが八重山日報新聞に掲載されました。

この夏休み、虫大好きなお子様とご家族に是非ともご参加頂きたいコースです。

お問い合わせはお気軽にどうぞ!

 虫にぃにぃ、南米で巨大昆虫に遭遇!2025/06/23

今回は巨大昆虫特集です!

南米といえば巨大昆虫、巨大昆虫といえば南米。子供達と、子供心を忘れ損なった一部の大人を惹きつける魔力が南米のジャングルにはありますね。有名どころでいえば、世界最大のカブトムシであるヘラクレスオオカブトは南米出身です。

では、滞在中に出会った巨大な昆虫をまとめてご紹介します!

まずはコレ。

世界一翅が長いガ、ナンベイオオヤガです。手の大きさと比べるとどれほど大きいのかが一目で分かりますね。

翅の面積での世界最大のガはオーストラリアにいるヘラクレスサンですが、こちらは翅を広げた長さ、つまり前翅開長で世界最大のガです。この個体はライトトラップに飛んできたものですが、バナナを使ったトラップにも引っかかりました。

西表島にいるヨナグニサンというガもかなり大きく、初めて見た時はびっくりしたものですが、こいつもそれに劣らず大きいです。

 

リボンヤママユの仲間です。尾状突起(翅の後ろに伸びたヒラヒラの部分)の長さは世界最長級。このヒラヒラは、コウモリに攻撃された時にオトリとして使う意味があるようで、実際に飛んできたこのガの多くはヒラヒラが破けて短くなっていました。

 

世界最大級のアリ、サシハリアリ。学名からパラポネラ、刺された時の痛みから英語ではバレットアント(弾丸アリ)とも呼ばれています。

大きさは3センチほど。ですがその痛みは強烈らしく、あらゆるアリ、ハチの中で一番痛いとも言われています。手の上に乗せて大きさが伝わる写真が撮りたかったんですが、刺されると24時間は治らないというその痛み。手に乗せる勇気はありませんでした。

 

世界最大のカミキリムシ、タイタンオオウスバカミキリ!今回の旅行中で一番嬉しかったのが、この虫を見つけたことです!

純粋な大きさでは同じく南米にいるオオキバウスバカミキリに次ぐ二位の大きさですが、顎を除いた胴体の大きさでは世界最大。ちなみに、この胴体の大きさだけなら、あの有名なヘラクレスオオカブトを抜いて甲虫最大の大きさだったりもします。

ギアナはこのカミキリが安定して採れる場所です。とはいえその数は少なく、1週間滞在して一回見られたらいいかなといった感じですが。シーズン的にも雨季である1月がベストで、わざわざ雨の多く蝶が飛びづらいこの時期に来たのは、コイツが最大の目標だったからです。

このタイタンは13センチほどと、タイタンの中ではやや小さめ。最大で16センチを超えるものもいるようです。

裏側はちょっと苦手な人が多いかもしれませんね……

このカミキリムシはギアナでも貴重な虫。1人で1匹しか持って帰ることができません。とはいえ、今回の旅行の最大の目的だった虫をゲットできたので、ほっと肩の荷が降りた気分でした。

巨大カミキリその2。ウスバカミキリの仲間です。

こいつもなかなかの大きさです。西表島にも日本最大級のカミキリムシがいますが、それよりも大きいです。

 

こちらは世界で一番重いカブトムシの仲間、アクテオンゾウカブトです。名前の通り象のような体重と迫力のあるカブトムシ。標本になってなおずっしりと重い感触が伝わってきます。

僕の世代は、子供の頃が「ムシキング」というアーケードゲームのブーム真っ只中で、男の子の間では社会現象になるほど流行りましたから、当時はまさか憧れていた巨大カブトムシをこの手で採る時が来るとは思ってもいませんでした。感無量です。

 

昆虫ではないですが、ついでもう一つ。世界最大のクモ、ルブロンオオツチグモ。日本ではペットとしてゴライアスバードイーターという名前で流通していたりもします。要はタランチュラですね。

しっかり毒グモなので、噛まれないように注意が必要です。また、危険を感じると腹の毒毛をこすり落として風に乗せて攻撃もしてきます。この毛が目や鼻に入ると激痛らしいです。

 

雄大なアマゾン川の森、日本ではお目にかかれないような巨大昆虫がたくさん見つかりました。

次回は、美しいモルフォチョウを筆頭に、昼間に捕まえたチョウをご紹介したいと思います。

 虫にぃにぃ、ついに憧れの南米へ!2025/06/05

今年の1月、2月にとった冬休みで、ついに子供の頃から憧れだった南米のアマゾン川流域へ行ってきました!

とはいっても、よくテレビで特集されるような広い川、原住民、ピラニア、といった感じとは少し違います。同じアマゾンでもブラジル、ペルーといった国ならばそういった経験もできますが、今回訪れたのは仏領ギアナという国。

仏領ギアナ、フレンチギアナと呼ばれることもある南米の国ですが、ほとんどの人は聞いたことがないと思います。検索しても、日本人が訪れたブログなどはほとんどヒットしません。ただこの国は虫好きの中では割と有名で、南米で虫を見るならまずここ、とオススメする人も多いです。

実際、南米大陸にありながらフランスの海外県という扱いですから、南米の他の国より物価は高いですが治安はいいです。とてもお手軽にとは行きませんが、海外旅行の初心者が南米のいろいろな昆虫に出会うにはもってこいの国です。

 

今回も、例年と同じように有休を使い、社長にゴマを擦りながらお願いしまくることで3週間の休みを生み出しました。その休みを利用して、せっかく憧れのアマゾンに行くのに短期間ではもったいない合計12泊の滞在を決意。社会人になって毎年数週間の休みが取れることに感謝。夏の間で必死に働いたかいがありました。

 

出発日、まずは石垣島から東京に出る必要があります。

ギアナまでの飛行機はパリ経由のものがあるので、乗り換えも楽です。楽とはいえ、東京からパリまで15時間、そこから飛行機を乗り換えて仏領ギアナの首都カイエンヌまで7時間ですから、人生で一番長い旅路となりました……。

 

首都、カイエンヌの空港に到着。石垣空港くらいの大きさで、意外とキレイでしっかりしています。

ギアナは宇宙センターやロケットの打ち上げでも有名な国です。赤道に近いところで打ち上げたほうが、地球の自転による遠心力を最大限活用できるからですね。日本でも、より赤道に近い種子島がロケットで有名な理由もこれです。

ギアナの面積は北海道ほどでありながら、その土地のほとんどは広大な熱帯雨林。テレビ番組を見たりしていると、舗装されていないデコボコ道を車で何時間……みたいなのを想像しますが、ホテルまでの道のりは意外とスムーズ。ホテルの人に空港に迎えに来てもらい、1時間ほどで到着しました。

今回宿泊したホテルはジャングルの中にポツンとある、一部屋ずつが離れになっているタイプのロッジ。携帯の電波は事務所のある建物以外は入りませんし、シャワーやトイレは部屋ごとにありますが、お湯は出ません。

そんな快適とは言えないロッジを選んだのは、この宿の立地と虫採りには欠かせないあるサービスです。というのも、このロッジは追加料金を払うことで夜に強力な灯りをつけて虫を集める罠、ライトトラップの道具一式を貸してくれるのです。それも、普段から僕らが使うような持ち運び式のものではなく、発電機と水銀灯を使用したかなり強力なやつです。

また、この国から虫を持ち出すには、日本でいう環境省のようなところに持ち出す種と数を申請する必要があるのですが、その手続きも全てロッジでやってくれます。

虫採りの人の多くが南米での旅行にこの国をオススメするのはこのロッジの存在も大きいと思います。南米の国の多くは自分の国の資源である熱帯雨林と、そこに住む動植物を法律で守っています。そのため、一般人が趣味目的で虫を捕まえることのできる国はそう多くはありません。ギアナにも、緩いとはいえしっかり保護する法律があり、一人が持ち出せる種や数は決められています。当然、今回はフランス政府に許可を取り、法律の範囲内で捕まえました。

ロッジの裏はすぐ熱帯雨林ですので、昼間にはカラフルなチョウが飛び回り夜には巨大な甲虫がライトに集まってくる、最高の環境です。

ここからの12泊は、昼は森を歩いてモルフォチョウを筆頭に様々なチョウを捕まえ、夜はライトトラップで一晩中虫が集まるのを待つ生活が始まります。

ロッジに到着した時にはすでに夕方で、森を散策することはできませんでしたが、さっそくスタッフの人にライトをつけてもらって虫を集めてもらいます。

 

集まった虫はまた次の記事でご紹介します。虫好き憧れの南米ということで、びっくりするような巨大、珍しい昆虫がたくさんお見せできると思います。お楽しみに!

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