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 虫にーにー、マレーシアへ行く 〜昆虫編〜2024/08/20

最後はお待ちかね、旅の中で出会った昆虫たちをご紹介したいと思います。

 

マレーシア、特にキャメロンハイランドが生き物観察にオススメの理由はいくつかありますが、その中でも大きいのは昆虫を捕まえてそれらを売ることで生計を立てている人々の村、通称「19マイル」の存在でしょう。

19マイル。

彼らは昆虫採集の達人。マレーシアの森のことを知り尽くしており、自分一人では見つけることのできないような難易度の高い虫も簡単そうに捕まえてきます。

 

彼らにお願いすればジャングルの中を案内してくれるとのことで、虫が採れる場所まで連れて行ってもらいました。

 

やってきたのは日当たりのいい河原。ここには、いろいろな種類のチョウが水を飲みに集まるようです。村人たちはここでチョウを捕まえて、虫好きの観光客や地元のバタフライパークに売ることで収入を得ているとのことです。

昼頃になり、気温が高くなるにつれて様々なチョウが集まってきます。

マレーシアの国蝶、アカエリトリバネアゲハ。

名前のとおり鳥のように巨大なアゲハチョウで、首のところの赤い模様がトレードマーク。現地での呼び方はラジャ・ブルック。

トリバネアゲハの仲間はワシントン条約で保護されているため採って帰ることはできません。

アオスソビキアゲハ。裾引き、の名のとおり、引きずってしまいそうなくらい長い尾状突起が特徴的です。

アゲハチョウの仲間にしてはかなり小さめですが、ハチのように素早く飛び回り、捕まえるのが難しい。

ルリオビヤイロタテハ。青いチョウといえばモルフォチョウが有名ですが、モルフォ以外にも綺麗な青色のチョウは色々います。

網で捕まえるのが難しいくらい飛ぶのが速かったですが、水を飲むために地面に止まったところを狙ってなんとか捕獲成功。

 

本当はチョウたちの自然な姿も写真に撮りたかったのですが……

写真を撮っている間に逃げられたらと思うと、つい先に網を振ってしまいます。よって、チョウの写真は捕まえた後のものばっかり。

 

ここでお待ちかねのコーカサスオオカブト登場。ヘラクレスオオカブトと並んでカブトムシ界の人気者。

村人が夜のうちに捕まえたらしく、持ってきてくれました。これでもまだまだ小さいらしく大型のものは体長12センチを超えるそう。

今回はそんな大物には出会うことはできませんでしたが、いつかは自分の手で採ってみたいものです。

村人が捕まえてくれたオウゴンオニクワガタ。黄金色の体が最大の特徴です。日本のクワガタは基本的に黒か茶色の地味なイメージが強いので、この派手なクワガタを見ると海外に来たって感じがします。

擬態名人のコノハムシ。葉っぱそっくりの平たい体で周囲の景色に溶け込みます。虫好きの子供なら一回は名前を聞いたことのある虫です。

 

 

子供のころから昆虫図鑑で眺めるだけだった憧れの昆虫たちに次々と出会うことができました。

チョウなんかは、全部で30種類くらいを観察したと思います。

西表島も国内では指折りのジャングルですが、それでもマレーシアの昆虫の多様さには及ばないでしょう。ほんの数日でここまでたくさんの虫に出会うことができ、とても充実したマレーシア旅行となりました。

 

マレーシア、そしてキャメロンハイランドは治安も良く、熱帯のジャングルを存分に味わえる場所。

生き物好きのお子さんがいるご家族での海外旅行にぜひいかがでしょうか?

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