西表島の大自然やツアー内容をご紹介
日本の端っこ・西表島の日常や島民しか分からないレアな情報も登場するかも!?
レンタカーで行ける、のんびり絶景ドライブ2018/06/01
5月31日の西表島は晴れ。
6月からは天気の崩れる日が続く予報となっていたので、晴れている今日がチャンスとばかりに外へ。
島を巡り、レンタカーで回れる絶景&楽しいスポットを巡ってきたので、ご紹介します。
カヌーやトレッキングなどアクティブに体を動かすのもいいですが、一休みしてレンタカーでのんびりドライブはいかが?
出発は西表島の西部、上原港から車で20分ほどの浦内川へ。
浦内川は沖縄県内で最長の川で、川でありながら満潮時には海水が遡上します。
海の魚が泳いでいることも多く、過去にはホホジロザメが目撃されたこともあります。
川にかかる橋を渡っていくと、展望台が見えてきます。
この展望台からは、浦内流域に広がるマングローブが一望できます。
西表島には7種類のマングローブ植物が生息しているとされ、国内でこの全種類がそろっているのは西表島だけとされています。
もちろんそのマングローブたちもこの浦内川周辺に勢ぞろいしています。
さすがに遠すぎて展望台からでは見分けがつきませんが……笑
ではこの場所をスタートとして、東部の大原集落への唯一の道、県道215号線を南東へ進んでいきましょう。
ちなみにこの道も、全長53kmと沖縄県最長ですよ〜。
次の目的地は、観光地として島の外でも有名な「星砂の浜」。
県道から少し入り、住吉という集落を進んだ先にあります。
車を止め坂を下ると、視界が開けて、白い砂浜と青い海が広がっています。
昔はこの砂の全てが星砂だった、という噂もありますが、今はそれほど多くはありません。それでもかなりの数の星砂を見ることができます。
砂浜に手のひらをグッと押し付けて、手にくっついた砂を目を凝らして確認してみましょう。一回で多い時は10粒以上も付いていることもありますよ。
星の砂は名前に砂とありますが、通常の砂とは異なります。実は「有孔虫」という生き物の殻で、もとは生き物でした。
その生き物の死後、硬い殻だけが残り、砂浜に打ち上げられたものなのです。
県道に戻り、東へ進むこと20分……
「海中道路」に到着しました!
海の真ん中を貫くように作られた道路で、名前通り海の中を走っているような感覚になります。
金のヤマネコ像が目印!
この時期は雨が少なく、この日はかなりうっす〜〜らとでしたが、沖縄県最大の滝ピナイサーラを見ることもできます。
写真中央やや左の白い流れ。わかりますか……?
夏本番になれば雨も増えるので、もっとはっきりと見えます!
ここからは、西表島らしく緑のジャングルの中を進んでいく道路となります。建物はほぼ存在せず、信号も全くない道が10キロ以上続きます。
渋滞も信号もないのでついスピードが出てしまいますが、イリオモテヤマネコの交通事故を減らすため、島内の全区間で制限速度が40キロとなっていますので注意して走行してくださいね。
ご協力お願いします。
海中道路を過ぎるとしばらくは森の中が続きます。
そんな中、ちょっと開けた橋の上にでました。
そんなところでは、ぜひ海側の眺めてみてください!
山の上からから海を一望できます!
右側遠くに見えるのが石垣島、左にある黒い塊は昔に座礁してしまった船です。
まだまだ絶景ポイントは続きます。
駐車スペースと展望台、そしてなにより人が集まっていたら要チェック。絶景スポットの証です!
この展望台からは、八重山諸島を形成する島の8個のうち、波照間島と鳩間島以外の5つを見ることができます。
左のうっすら遠くに見えるのが石垣島。その手前、小さく平らにあるのが竹富島。
小浜島。朝ドラ「ちゅらさん」の舞台となった島で、西表島からの距離が近いのではっきりと見ることができます。
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左から石垣、竹富、小浜。
この日は天気が良かったので、滅多に見ることができない、黒島、新城島も見ることができました!
とても遠くにある島で、標高も低いのではっきりとは写りませんが……
水平線の果てまで広がる青い海と、その中に浮かぶ多くの島々は一見する価値あり!
ぜひ一度、自分の目で確かめてみてください!
最後は由布島です。
いわずと知れた西表の観光名所で、知名度もナンバーワン!
由布島の水牛車観光を目当てに、石垣島からフェリーで渡って来る方も多いです。
この日も多くの水牛が、これから訪れるお客さんを運ぶためにスタンバイしていました。
水牛に揺られて、由布島へ。
あれが由布島。干潮時は干潟になるので、歩いて渡ることもできますよ。
水牛車の待ち時間の間は、ぜひかわいい水牛をじっくり観察してみてください。
こんなにリラックスした水牛が見られるかもしれませんよ〜。
今回ご紹介したポイント、島を半周ほど走る形となるので、全て回ると3時間ほど必要となります。
それぞれ島の西部〜東部の範囲に広く絶景ポイントがありますので、空いたスキマ時間にふらっと立ち寄るのもアリ。
気になった方は、ぜひ西表を訪ねてみてください。
みたことのない絶景が、待ってますよ〜。
スタッフ 船越