西表島の大自然やツアー内容をご紹介
日本の端っこ・西表島の日常や島民しか分からないレアな情報も登場するかも!?
ドングリころころ2017/12/20
: ブログ
みなさん、こんにちは。
西表島は雨が続き最高気温も20度前後と肌寒い日が続いています。この時期は北風が強くとっても寒いので、僕は風から逃げるように西表島の森に入ります。
森の中は、木々が風を防いでくれるおかげで寒くありません。てくてく散策していると、足もとになにやら落ちています。
よく見ると、それはドングリでした。
しかもいっぱい落ちています。
ドングリの正体は、オキナワウラジロガシという木。
奄美大島より南、西表島はもちろん、沖縄島や久米島にも分布しています。”ウラジロ”の名前の由来は、葉っぱの後ろが白いことからきています。
オキナワウラジロガシの大木は、西表島の森の中でもひときわ存在感を放っています。
イリオモテヤマネコやリュウキュウイノシシもオキナワウラジロガシの大木にできた洞(うろ)で体を休めるそうです。
それはともあれ、森に落ちているドングリを拾ってみると、
まあ、びっくり!とっても大きいんです!
実は、オキナワウラジロガシのドングリは日本一大きなドングリなんです!
大きいものは、ぼうしの部分(殻斗)が500円玉くらい。特に八重山地域のドングリは大きくなるそうです!
こうやって並べてみると、黒っぽかったり長細かったりと、色や形に個性があって可愛いですね!
しかし、この大きなドングリは毎年実るわけじゃないんです。花が咲いてからドングリが落ちるまで2年ほどかかるそうです。なので、年によってドングリが豊作の年とそうではない年があるそうです。
さあ、今年はどうかな、いろんなところに探しに行こうっと!
みなさんも西表島に来た際はぜひ、日本一のドングリを探してみてはいかがですか。
スタッフ 大越
←「自分流、西表島の休日。」前の記事へ 次の記事へ「年末年始も休まずカヌーツアーやってます!」→